2018/07/16

部屋の掃除 夏

暑い。
今年の日本の夏は夏らしい暑さを強烈にぶち込んでくる。
そんな中、原宿のベルベルジンでLevisのファーストを買おうか迷っているアニ散歩から始まった古着とビールの魅力をフュージョンさせたベジット的YouTubeを流しながら部屋の掃除に励んでいた。

昨今のストリートトレンドで手持ちのアイテムも大分、様変わりしてきましたが、当ファッションブログが推奨するスタイルはネオトラッド。温故知新のマインドを貫くようにして今でもオルテガのベストなんて着てますけど、最近見ないなー。なんて言われる。
そんなの気にも止めず、ネイティブ・アメリカンには未だにリスペクトを忘れていない訳ですが、Vintageの魅力を俺の人生に強烈に刷り込んだもらったJ.S.Homesteadのフリーペーパー。
当時古着屋で働いていた自分はまさか後にその店舗で働く事になるなんて思ってもいない。13年くらい前に店頭で配布していたフリーペーパーを未だに部屋に飾っている俺はやっぱりあの店が好きだったんだなぁ。

J.S.Homestead
JOURNAL STANDARDのコンセプトショップとして当時明治通りの角に2F〜B1Fの3フロア構成。ミリタリー、ワーク、ネイティブ・アメリカンを軸としたアイテム・セレクト構成。年代は1900‘s〜1940’sをバックボーンにしている事が多かった。
ジュディ・アウガー、ナイジェル・ケボーンと言った海外のデザイナーが来店され直接お会い出来たのは本当に良い経験だ。

インディアンに憧れて髪を伸ばしたり、パイプでハーブを吸っていたり(合法ですよ)、
ローリングサンダーを読んでみたり、ジム・ジャームッシュ監督のデッドマンは最近見返したけど、スタイル最高です。インディアンと当時の富裕層のスタイルを再現しようと必死になっていたなぁ。

朦朧とする暑さの中、トレンドにばかり傾倒し忘れ去られていた自分の中に眠るインディアンスピリッツに触れた時、アニ散歩で民間物のミリタリーの丈を詰めたとか、カッコ良いんだけどこれだとファッションになっちゃうんだよなーとか心地良いクセのある話が耳に入ってきた。

暑い。
そうだ。掃除の途中だった。今辞めたらただ散らかしただけだ。
後半戦に向けてアイスコーヒーを入れに行こう。
それではまた…

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